お気に入り（本３）

久々の本の話題である。

前回浅田次郎氏の「蒼穹の昴」4冊（文庫）を買ってしまったことを書いたがその前に読まねばならない本が2冊あった。　1つはSFの「星を継ぐもの」、もう1冊が山本一力氏の「梅咲きぬ」である。　「星を継ぐもの」はSFではもう古典に入りそうな本であるがなぜか今まで読むことがなかった本で書店でみて興味を持ち購入、だがしばらくは日本人の作家の本を読むのに忙しく手をつけてなかった。　読み始めるとするすると読み進みあっという間に読み終えた。　あらすじは頭のよい学者（？）が月で発見された宇宙人の死体の発見からその宇宙人の由来の謎解きをしていくもので人類の起源や過去の太陽系の10番目の惑星の存在などに発展していくというものでタッチはSFではないがダン・ブラウンに似ている。（ダン・ブラウンのほうが若いと思うが）

次に取り掛かっているのが先ほど書いた山本一力氏の「梅咲きぬ」である。山本一力氏の本も大概読み終えたと思っていたが本屋で見慣れぬタイトルの本を見てぱらぱらとめくるとまだ読んでいない本である。ということで即買ってしまった。
これは　まだ読みかけである。　あと2，3日で読み終えると思う。　江戸時代の風景が目に浮かぶ内容でその中での主人公の成長が描かれている。

「蒼穹の昴」という大作を前にしながら浮気ではないが佐伯泰英氏の本が気になりインターネットで近刊を調べた。　「八丁堀の火事」という本が4/14発売予定である。
出版社の近刊発売を探すのが一番早いのだが佐伯泰英氏の本の出版社は多岐に渡っており1つの出版社ではわからない。　こういうときに便利なのが「センブンネットショッピング」のサイトである。　買うか買わないかは別としてこのサイトの新刊発売情報はほかのインターネット通販のサイトに比べて早い。　AMZONなどは出版された頃におっとりと発売が開始されるが「センブンネットショッピング」では出版社の発売発表の2～3日遅れくらいで表示されるので近刊本を探すのに便利である。　たまに注文するが本屋の配送より２～３日遅れて到着するので家への帰りに本屋による小生としては待ちきれなくて町の本屋で買うことのほうが多い。　ただ本屋が近くにない人には便利である。　セブンイレブン受け取りであれば送料も掛からない。（小生は本しか注文したことがないので本以外がどうかは知らない）

ＳＦの方はハヤカワのサイトで確認している。　これに関しては「センブンネットショッピング」は近刊発売の情報はあまり早くない。　ただハヤカワのSFは発売日当日だとまだ大手の書店でも配送が間に合わないのか置いてない事があるので発売日翌日を狙うようにしている。

余談であるが　「蒼穹の昴」NHK　BSの第１１話を見た。　今回は弟のほうが中心に描かれていたがなかなか面白い。　殷桃 Yin taoも相変わらずかわいい。　一度実物と会ってみたいものである。　まだ手をつけていない原作を読むのも楽しみである。

DE　JA1NUH

タグ：山本一力 佐伯泰英 SF 本 蒼穹の昴

コメント 3

わーっ！！「星を継ぐもの」読まれましたか！！
（またまた、おじゃまします．．） 私は普段はミステリばかりなのですが、時々気の迷い（？）でSFに手を延ばすのですが、「星を継ぐもの」は、数年前に読んで、大感動したものです。SFは、面白かったとは思っても、感動することは滅多にないのですが、地球とは異質な天体と言われている月の由来が、矛盾無く語られていて、興奮したことを覚えています。
何万年も前の宇宙服という冒頭の謎も、魅力的ですね！！
by ja2kcy／松 (2010-04-05 20:46) 

そうですね。　「星を継ぐもの」は　それまで読んでいたSFとすごく書かれ方が違っていて引き込まれてしまい一気に読んでしまいました。
このようなSFに出会う機会はなかなかないですね。　ずいぶん昔に読んだ「2001年宇宙の旅」以来でした。　小説ではないですが「スターウォーズ」の最初の映画を見た時も感動して3回も見続けた覚えがあります。（その頃は映画も入れ替え制ではなかったのでずっと座ってまして最後は膝が痛くなりましたHiHi
by ja1nuh (2010-04-08 22:27) 

「２００１年宇宙の旅」のアーサー・Ｃ・クラークも、心の琴線に触れる物語を書きますね。
「２００１年」「２０１０年」と読み進みましたが、「２０６１年」と「３００１年」は未読ですので、近い内に読んでみたいと思います。

他にお勧めがあったら、御紹介下さい。
by ja2kcy／松 (2010-04-08 23:27)