「１０万年後の安全」と言う映画 [暮らし]
ふとしたことで「１０万年後の安全」と言う映画のことを知った。
フィンランドで建設されている放射性廃棄物質の最終処分場建設の話の映画である。
日本国内でも原子力発電所で使用された後の核廃棄物の最終処分場の建設候補地の問題があげられたことがあったが今は原子炉の冷却安全化のもんぢあでそれ所ではない。
ただ、私が感じる共通点は 人間の浅はかさではないかと思う。
今回の福島の原発の事故は 想定の範囲外の津波という一言で片付けるにはあまりにも自然の脅威を軽く見すぎていると言う浅はかさ。
フィンランドで建設されている核廃棄物の最終処分場は １０万年と言う通常考えられる人間の想像を越えた時間、作られた処分場が安全であると考える浅はかさ。
私は決して原子力発電所に完全反対者ではない。 原子力を使わなければ成らないほどエネルギーを消費する文明を根本的に考え直さない限り原子力発電所を廃棄してしまうのは不可能なような気もする。 代わりに化石燃料でCO2の排出量を増加させるのも環境にはよくないと思う。
もっと人間が自然に対して謙虚な立場で考えて対処することを学ばない限り同様の事故がまたどこかで起こるような気がする。 経済、効率だけで物事を考えていると自然の大きなしっぺ返しが来るということを考えさせられるような映画です。
上映される映画館がメジャーではないですが探してご覧ください。お勧めの映画です。（ちょっとテーマが重くて暗いですが）
DE JA1NUH
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