ATU＋ロングワイヤ プロジェクト その１

たくさんの方に読んで頂き作者は大いに喜んでおります。　特に2/9は何があったのか平日にもかかわらず48訪問者に128ページビューという私のブログの最高記録ができ　何があったの？？？です。

さて本題の「ATU＋ロングワイヤ　プロジェクト」ですが　今まで不精してHFは超広帯域アンテナのHA-750BLを使ってまして　そのためほとんどHFは出ていないような状態でした。　別にアンテナが特に悪いということではないですが　超広帯域アンテナに過度な期待は持つなというのが私の教訓です。　HFの７～28Mに50MでSWRが低くて　耳も良くて飛びも良いなんていう夢のようなアンテナはあるわけが無いのです。　確かに７～28Mに50MでSWRが低くてリグにはやさしいですが　電波の受信、送信に関しては「ちょっと」という感じです。　無論ロケーションにもよるのでしょうが少なくとも私の無線環境（アパマンハムと同等の状況）では使い物にはならなかったです。
受信はたくさんの方がレポートされているようにノイズが少ないという印象ですがこれはノイズが少ないのではなく受信レベルが低いためノイズも比例して下がり結果としてノイズが少ないという評価になったのだと思います。　ですから受信している信号もレベルが低くなってます。

同じようにというかもっと悪いのは送信です。　私の私見では-10ｄBといった感じです。　50Wで送信しても5Wの威力以下と実感しました。　特にアパマンの一部のように地上高が取れない環境では厳しくて応答率も良くて国内局でも1/10といったところでしょうか。

ということで一念発起　せめてロングワイヤーでもとだいぶ前からこのプロジェクトを計画していました。　
2/6　久々の暖かい陽気と晴天に恵まれたので一念発起　今まで超広帯域アンテナをつけていたポールをはずしアンテナをはずす。　ちなみにその取り付けの基台は自作したものでホームセンターで買ってきた金具に穴を開けて作ったものです。　こんなものです。　

一番高そうなM接栓もヤフオクで格安に入手できたおかげで部品代総額￥1,000以下でできました。　一番お金がかかったのは１６ｍｍの穴あけのドリルの歯でした。（これは今後も使えるので）

話がそれましたが　ATU+ロングワイヤープロジェクトですが　超広帯域アンテナをはずした後、
1.グラスファイバー釣竿を組み立てでUボルトと金具でポールに固定
2.ATUに同軸ケーブルとコントロールケーブルを接続
3.ATUにエレメント用の被覆銅線を付け釣竿のテグス（釣り糸）ガイドを通してその先にナイロンロープをつける（あとで横方向に引くため）
4.ATUのグランドにカウンターポイズ用の被覆銅線を取り付け（予め丸い円の穴の開いた圧着端子をつけておくと作業が楽です。）
5.ATUをポールに固定
6.ポールを起こして垂直に固定

作業終了でシャックに戻ってATUのコントロールケーブルをリグにさしてリグの灯を入れると7Mのノイズが聞こえます。　気持ち広帯域アンテナよりノイズフロアも上がっている。　Tunerボタンを押してチューン開始、2秒ほどで終了しましたがTunerランプは点灯せず。（この状態で内蔵のATUはOFFになっているので外部ATU(AH-3）は認識している。　さてどうしたのだろうと考えATUにRFが回り込みを起こしているのではとATUのコントロールケーブルをATUの下で１５ｃｍくらいぐるぐる巻きにしてとめる（RF用トラップの代わり）　そしてシャックに戻りTunerボタンを押すと今度は4秒くらいチューンランプが点滅して無事Tunerボタンのランプが点灯。

とここまでは良かったのですが翌日　再度HFを聞こうとリグの灯を入れ、空いている周波数を見つけてTuneボタンを押しても2秒でチューニングを終了しランプが消灯。　今度はカウンターポイズの線の位置を変えたりコントロールケーブルの巻き数を変えたりしてもいうことを聞かず。　今日に至っています。　

今週末天気がよければ　ATU周りをやり直して結果を報告します。

タグ：アマチュア無線 ATU 超広帯域アンテナ ロングワイヤー HA-750BL