電子申請と設備共用の話

本日は雨天のため夜間の軽いアンテナ作業もできずそのため少し悶々としています。

ということで今日は電子申請の話の続きをいたします。 今まで50W移動局で運用していましたが　故あって今回固定局を開局しようと申請しております。　固定局といっても自分の今の常置場所ではなく知り合いのシャックに固定局を開設します。　その後設備共用で知り合いの設備を使って１KW局にします。　運用はその場所に限られますが１KWを使うのはコンテストのときと特別なときだけなのでその場所に行って運用する予定です。

設備共用による変更申請はもちろん電子申請ではできません、従来方法の書類による申請になります。　これが電子申請の限界となってますが将来書類の電子化を行い何らかの正式文章であることの証明ができれば電子化も可能になるでしょう。

設備共用をするときにかんたんに今までの移動局の常置場所を移して固定局への変更（移動範囲の変更）を行い、その後設備共用を書面で行おうと思ったのですがうまく行きませんでした。
理由は　「アマチュア局（に限った話だけではないかもしれませんが）の移動範囲の変更（移動局から固定局（逆もかな？）への変更）は　落成検査の対象となる」との総通の見解で検査費用約￥15,000がかかるとの事。　親切に総通の担当の方がアドバイスしてくださったのは　「固定局を開局してそれを設備共用したほうが簡単で検査も省略できます。」とのこと。　早速　移動局から固定局への変更申請を取り下げ、移動局の常置場所を今のシャックの住所に変更（無論これは電子申請で行いました。）　新たに設備共用してもらえる局の住所での固定局の開局申請（電子申請）をしました。（無論設備共用させてもらう局の了承は得た上でやら無ければなりません）
電子申請で50W以下の局の場合の申請手数料は￥2,900です。　設備共用による変更申請は手数料無料でできます。　固定局開局の時ちょんぼでIC-910Dに１２００Mの電波を出すのを書いてしまい技適にならなくなるTSSを通してくださいとのことであわてて補正で1200Mを削除（無論電子申請で）、ちょんぼをやった時は従来方法でやると書類が返送されたりまた送ることを考えると電子申請にするとかなり時間節約になります。先週末に手数料納付のメールがシステムから来たので即インターネットバンキングを使って納付手続きを行いました。　いまは審査完了と免許状が送られてくるのを待ってます。　審査が完了したら免許状が送られてきます。それを待って設備共用の作業に入ります。（免許状を待たなければならないのは設備共用による変更申請のときに免許番号など必要事項があるからです。）

私の話はこれぐらいです。　これから設備共用で１KW局を開設しようと考えておられる方の参考にいくつか参考になるホームページをお教えします。

設備共用による変更申請について簡単ですが良くまとまっているJE1LFX局のホームページ（ただし申請手数料は従来の紙による申請手数料になってます。）JE1LFX局よりリンクの許可を頂きましたのでURLをお知らせします。
http://homepage3.nifty.com/je1lfx/

あとICOMのBeaconにも記事があります。許可を得ましたのでURLをお知らせします。基本的にリンクフリーとの事でした。（Topのページの下の「サイトの利用について」に書いてありました。ICOMさんお手数かけました。
http://www.icom.co.jp/beacon/talk/001057.html

Googleでも他の検索エンジンでも良いですが「設備共用」で検索するといろいろ出てきます。(ただし無線以外の記事も表示されます。）

 最後まで読んで頂きありがとうございます。

本日はこれまで！　おやすみなさい

2010.02.16　誤字脱字の修正、リンクの許可を頂きましたのでリンクURL記載

タグ：アマチュア無線 電子申請 アマチュア無線免許 設備共用

コメント 1

こんにちは　

設備共用の件はこちらが一番分かりやすくて参考になりました。近々、私の設備（1KW予備免許中です）をローカル局に設備共用する予定です。今のところ200W免許なのでそれでとりあえず申請するつもりです。


by Human (2012-09-25 09:16)