鉄道員 [本・読書]
ついに 浅田次郎氏の「鉄道員(ポッポヤ)」を買ってしまった。
この本が 浅田次郎氏の本で直木賞受賞作であることも知っていた。 ただすごく抵抗してなかなか買わなかった。 別に嫌いで買わなかったわけではない。
理由は簡単である。 読むと大泣きしそうでそれがいやで買わなかっただけである。 氏の「鉄道員」は映画化もされ 高倉健主演で広末涼子が娘の霊の役であったが小生この映画を見て泣いてしまったのである。 高倉健の名演技と可憐な広末涼子がうまくはまっていてなんとも切なくこれが小説で読んだらきっと映画のシーンも思い出して大泣きしてしまうであろうことは想像に難くない。
予想通り大泣きしてしまった。 幸い読んでいたのが我が家で家人もいないときだったので誰に恥ずかしいということも無かったがティッシュで目の周りを拭きながら読んだ。 主人公の朴訥な昭和の仕事第一の人間の様子が虚飾もなく淡々と描かれている姿は 昭和戦後生まれの私には父親の姿や自分の来し方と重なりながら心にしみていった。
もうひとつちょっとびっくりしたのが「鉄道員」の本は短編集でその最初に本の題ともなった「鉄道員」があったことである。一番の話は最後に止めでという感じを想像していた小生はいきなり右ストレートを食らった気分であった。 ストーリ-は知っていても読まずにはいられない。
浅田ワールドの極致である。
ほかの作品もかなり読んでいるが氏の作品は長編、短編いろいろあるが長編は緻密なストーリー展開で読者を引き込み、短編は短い文章の中に凝縮された少ない言葉の中で気持ちが揺さぶられると小生は感じてまだ読んでいない本も見つけてはせっせと読み続けている。
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